孫のプルーンの由来…    長(ながし)じいちゃんが  丹精込めて育てた。

長野県・佐久の山あいで生まれ育った長じいちゃん。私の祖父です。
プルーン栽培を始めた約35年前はまだ情報に乏しく、なかなかうまくいなかったそうですが、冬場の樹の手入れや夏場の下草刈りを黙々とこなす地道な努力と試行錯誤で樹々は育っていきました。
長じいちゃんは病で床に伏す直前まで天候や害虫などの自然と向き合い続けるなど毎日プルーンの世話を欠かしませんでした。
その後、長男の道孝おじさんが引き継ぎ、樹木の植え替えなどを行い、今では立派なプルーン畑になりました。
毎年秋に深い紫色の実をたわわにつけるプルーンにすっかり魅了された私は2000年頃から毎年おじさんの作業を手伝うようになりました。
長じいちゃんがなぜプルーンに興味を持って栽培をはじめたのか、今となっては直接聞くことはできませんが、プルーンの実の甘酸っぱさや優しい味覚が全てを物語っている気がします。
大事に受け継がれてきたこの優しい果実を「孫のプルーン」と名付けて、2016年から毎年販売しています。